胸郭をスプリングに!

世田谷区、港区、品川区、大田区、目黒区で筋力トレーニングとピラティス、マスターストレッチを組み合わせて筋肉を太くせず女性らしい、しなやかな身体作りを出張パーソナルトレーニングを実施しています! 女性パーソナルトレーナーの池野です。

こんばんは。

胸郭をスプリングに!

今日はPole star pilatesのウィンターセミナーに参加してきました!

講師はオーストラリアで理学療法士として、そしてSydneyを中心にピラティスのワークショップを開催しているRISA先生と、

NYで理学療法士としてご夫婦でスタジオを経営しながらもダンサーの指導もされているKIM先生。

本当に素晴らしいプレゼンターが来日してくださいました。

 

今回のテーマは「胸郭について改めて考える」です。

ピラティスの業界では骨盤とコアコントロール、そして肩甲帯の組織化ばかりを見てしまって型にはめようと固定観念ができ始めているので、RISA先生は新しい視点でお客様の身体を評価し導くことを提案されました。

理学療法士としても活動されていますが、ピラティスの指導を取り入れることによってお客様の身体を見る視点が大きく変わったとおっしゃっていました。

臨床実験も数多くデータを取り入れられているRISA先生のワークショップはとても分かりやすかったです。

 

さて、胸郭について皆さんに知って頂きたいのでご紹介したいと思います。

胸郭

胸郭は12本の肋骨と12本の椎骨、助軟骨、胸骨柄、胸骨、胸腔の内臓、胸骨内神経系、胸部血管、胸部筋膜で成り立っています。

胸郭は数多くの関節から構成されており、計算すると136の関節があるそうです!

多くの筋肉が胸郭に付着部を持ち、胸郭を介して頭部と頸部、肩甲骨と骨盤に繋がっています。

簡単に言えば、胸郭に全身の筋膜と筋肉の付着部があるので胸郭を整えることは全身のアライメントを整えることに繋がると言う事になります。

 

ここで注目されるのが胸郭の役割。

今までは内臓を保護するための鳥籠だと思われていたので、胸郭自体は硬い関節なのではないか・・・??と考えらえていたのでピラティスのプログラムを構成する際に柔軟性を高めるエクササイズを入れていました。

しかし、先ほどもご説明した通り胸郭には136個の関節があるので本当は柔らかいのです!

胸郭の役割は

身体の衝撃吸収をするために、スプリングの役割をしていて、身体の荷重を分散させることが可能な場所です。

 

鳥籠の部分が衝撃吸収が着るように対応し上手く機能するようにシステム内に弾力性を必要としています。

そのため、「バネ」を生み出さなければ胸郭が本来持っている機能が失われて行くのです。。。。

胸郭の機能が失われてしまう理由は

グローバルマッスル(外側の筋肉:外腹斜筋、脊柱起立筋、腹直筋、前鋸筋など)が優位に働きすぎて腹腔内の圧が高くなりすぎてしまうことで硬く拘縮してしまう場合です。

 

そのため、胸郭の機能不全、あるいはコントロールができなくなってしまった場合には「鍛える」という概念を一度捨てて胸郭内を減圧する方法を考えなければなりません。

胸郭内の圧が高すぎる場合、内臓が下に圧迫をされて尿漏れなどの原因になりうるからです。

 

「尿もれしないように骨盤底筋群をトレーニングしましょう!」とトレーナーが提案しても、

胸郭内を減圧させなければ根本的な解決にならない。。。

とても興味深い内容でした。

 

世界基準のトレーニングの知識や経験値を持つ指導者の方のセミナーはいつも目から鱗、現場で起きている事象を解決できる糸口を教えて頂けるので楽しさと、自分の至らなさとを感じます。

でもだからもっと指導力を上げたい!そんな気持ちにさせてくれるので、セミナーは欠かさずこれからも参加していきたいです!

明日からのパーソナルトレーニングにしっかり活かしていきたいと思います。